最近、クラウドワークスやランサーズなどのお仕事マッチングサイトでよく見かけるのが「20記事1000円」という超低単価のライティング案件。
「1記事50円?」
「そんなの請ける人いるの?」
と思いましたが、けっこう請けてしまってる人も多いようなんですよね。
ライターさんはそんな超低単価案件で本当にいいのでしょうか?
20記事1000円ライター案件について案件の特徴や私の考えをまとめました。
Contents
20記事1000円のライター案件は安すぎ!
コロナ禍で在宅ワークに人気が集まる中、webライターを目指したい!という人はとても増えています。
そんな初心者ライターに付け込むのが「20記事1000円」という超低単価のライティング案件。
クラウドワークスで「20記事 1000円」と検索すると、55件も出てきました。
(実際は20記事1000円以外の案件も多少含まれています・2020年2月10日時点)
1記事50円という金額は、正直私からすると異常に安い金額。
それでも人気の案件だと募集から10日程度で20人弱の応募者が集まっているものもありました。
それだけ応募者が来るから搾取案件もなくならないわけですね。
超低単価案件の特徴│ここがブラック
20記事1000円のブラック案件にはいろいろとヤバイ特徴があります。
- 「無料でライティングが学べる」をエサに初心者を激安で釣る
- 指定されてた文字数より多く書かせる
- 注文が多い
①は「無料でライティングが学べる」ことを前面に出し、いかにもライターさんにメリットあるように案件に記載するんですよね。
「ライティングスクールを受講すれば10万円20万円という費用がかかりますが、当案件では高額な受講料を払う必要がなく、逆に報酬をもらえてしまいます♪」
「お金をもらいながら学べるライティングスクールをイメージして下さい!」
使えるライティング技術を提供する代わりに記事を提供してもらうという「win-winの関係」をやたらと強調してきます。
言いたいことは分からなくもないのですが・・・
世の中の多くの会社は、たくさんの業務知識と人並の給料を与えながら新人を育てています。
それが普通だと考えると、いくら個人間とは言え、初心者ライターを上手いこと口車に乗せて搾取する発注者には、どうもモヤモヤしてしまうものです。
モヤモヤポイントは他にも。
いざ契約し記事を書くと何度も添削でダメ出しされ、気付くと指定の文字数よりはるか多く書かされていた、という声が複数。。。
注文が多いのも特徴。
画像をたくさん選定させた上に、canvaでの画像文字入れや、画像ファイル名をアルファベット指定までさせられたり。
もちろん文章の文字装飾も込み。
ライターさんの貴重な時間ややりがいを容赦なく搾取していきます。
超低単価なのにライターが請けてしまう理由は?
明らかにブラック案件なのに、多くのライターさんが請け負ってしまうのはなぜなのでしょうか。
ツイッターで20記事1000円案件を請けたという人を探ってみると、
■「ライティングが習える上、お金ももらえるの?」と発注者の思惑通りお得な気分になってしまった方
■初心者ライターがスキルを磨く上で通る道かと思っていた方
■小さい子供がいるので家で稼げるだけで助かる!と思ってしまった方
などが見られました。
しかし皆さん途中で「この案件おかしいかも」と気付かれるようですね。
途中で挫折する方もかなりいたように思います。
そして後々振り返って、「20記事1000円は酷かった」「搾取案件だった」と忘れられない案件として心に残る方が多いようです。
でもその一方で、「ステップアップにつながった」「実績と自信になった」といったポジティブな声もちらほら見られるんですよね。
実際、超低単価案件を踏み台にして、現在は1文字3円、5円といった高単価案件をこなしている方も複数見かけました。
そう考えると、超低単価案件=必ずしも悪とは一概に言えないのかもしれません。
とはいえ私はやっぱり最低でも、1記事300円ぐらいはお支払いしてもいいのでは?と思ってしまいます。
初心者であれ何であれ、お相手の貴重な時間を奪っていることには変わりないですしね。
自分のサイトにとって資産となる記事もしっかり受け取ることですし。
あなたは20記事1000円に本当に納得していますか?
20記事1000円で消耗するなら自分のブログで城を築こう!
20記事1000円に納得しているならいいんです。
でもそうでないなら、その案件の継続は考えた方がいいです。
そもそもあなたがwebライターになりたい理由はなぜでしょうか?
■有名なメディアで執筆したい
■魅力を感じるメディアや企画がある
■個人ブログでは評価されづらい分野でのライティングがしたい
こういった具体的な志望動機があるならwebライターを目指されるといいと思います。
でも漠然と、
■お金を稼ぎたい
■ブロガーよりはライターの方が簡単そう
■安定してるイメージがあるから
などと考えているのであれば、本当にwebライターでないとダメなのか、考え直した方がいいと思います。
確かにライターさんは、経験を積んで単価が高くなると、月収数十万円稼ぐ人も出てきます。
でも手を止めてしまえば収入もストップしてしまう、労働収入なんですよね。
その点ブログは記事の内容次第で、記事が継続的に収益を発生させてくれるため、権利的収入(資産)が得られるようになります。
実際私のブログでは、1~2年前に書いた記事にアクセスが集まり知らぬ間にお小遣いが稼げてた!なんてこともしばしば。
ブログは稼げるようになるまでに多少時間はかかりますが、20記事1000円の案件も、続けてたら半年~1年近く時間がかかってしまったという方を見かけます。
そんなに時間がかかるならいっそブログを勉強して、資産ブログ作りを目指してみてはいかがでしょうか?
ライターは他人の城作りのお手伝いをすること。
一方ブロガーは、自分の城をこの手で築き上げること。
資産を手に入れた方がよくありませんか?
「トレンドブログ」がどんな記事であるかは、「トレンドブログとは何?初心者におすすめな理由や実例も紹介!」という記事でご紹介しています。
ブログ運営は勉強することも多いですが、知識やスキル、そして資産が手に入ります。
資産ブログの作り方については、当ブログや下記バナーから登録のメール講座でも発信しています。
気になる方はぜひ、チェックしてみて下さいね!